「sfz会計」では、伝票ひとつひとつに帳簿を入力します。例えば、領収書を入力する時、「これは家計用」「これは事業の経費」ということです。領収書の入力画面はこんな感じです。
このように伝票を入力するだけで、入力科目別の集計表が表示されます。
これらの集計表では、帳簿別の集計と全ての帳簿の集計を見ることができます。
つまり、帳簿毎に別々に管理するのと違い、例えば上の領収書のサンプルのように「現金(家計用)」から事業用の支出をしても、面倒な処理は一切なく結果が出るのです。
「sfz会計」が、自宅で仕事をするSOHO向けと言われる所以です。
もちろん、帳簿ひとつで事業専用に使う事もできます。
複式簿記では仕訳を起こします。この段階で、もうわからないという方もいるかもしれません。
仕訳というのは、勘定科目を借方と貸方に振り分けることです。さらにわからなくなりました。
例えば、上の領収書の例では、家計用の現金で事業に使うプリンタラベル用紙を\1271で購入しました。
この場合、勘定科目は
となり、仕訳は
となります。
伝票を入力する時、このようなことを考えながら入力するのは大変ですよね。また、勘定科目を間違えてしまった場合には、伝票のデータを修正しなくてはいけません。
「sfz会計」では、伝票の入力に勘定科目の代わりに入力科目というものを使います。この場合は「現金(家計用)」や「コンピュータ用品」が入力科目です。入力科目はいわゆる摘要ですので、自分のわかりやすいように好きに作ってかまいません。そして、領収書の入力では、貸方が現金と決まっていますから、そこはプログラムが自動的に仕訳をします。
伝票の入力は、領収書の入力の出金伝票、売上を入力する入金伝票の他、預金通帳をそのまま入力することもでき、あらゆる伝票を借方、貸方を意識せずに入力できるようになっています。(サンプル画面)
伝票入力では、勘定科目を意識する事なく入力科目を使って入力しました。集計定義というのは、この入力科目を勘定科目へ割り振ることです。(サンプル画面)
あとは、青色申告メニューからレポートを印刷して、決算書に転記するだけです。
決算書は青色申告で税務署に提出する決算書に転記するものです。(サンプル画面)
レポートは税務署に提出しませんが提示を求められる場合があるので、印刷して保管しておきます。(サンプル画面)